オゾン関連

主なオゾンの使用例 ―水処理―

純水回収(純水の殺菌 再利用)

オゾン効果
回収ピットのオゾン殺菌によるフィルター・イオン交換樹脂のライフアップ
純水回収(純水の殺菌 再利用)

排水処理(有機系排水脱色)

オゾン効果
オゾンによる有機物分解により、薬品の使用量を低減
排水処理(有機系排水脱色)

仕込水殺菌

オゾン効果
オゾン殺菌による電力削減(熱殺菌代替)
仕込水殺菌

<オゾン殺菌ラインの概要>

  • オゾン混合循環ラインで原水にオゾンを常時接触させ、溶存オゾン濃度を一定に維持します。
  • 製造用水の供給時は、オゾン水分解器で溶存オゾンを分解し、殺菌された水をユースポイントに供給します。

<オゾン利用の特長>

  1. ①安全・無公害
    • 殺菌に次亜塩素酸ナトリウム等を使用すると残留などの問題がありますが、オゾンは自己分解するため残留することがありません。
  2. ②設備停止時間の短縮
    • 設備殺菌を温水にて行う際はラインを停止する必要がありますが、当社システムでは常にオゾン水を循環していますので、設備殺菌作業が不要です。
  3. ③安全管理・品質の向上
    • オゾン水濃度は常時モニタリング(一定濃度制御)しているので、間接的に殺菌処理の状態を監視する事ができます。

<温水殺菌とオゾン殺菌のコスト比較>

条件:システム水量:20t 昇温およびシステム加温時間60分(20→80℃)の場合

■温水コスト

1,400kw × 15円/kwh × 300日/年 = 6,300,000円/年

■オゾンシステム

200kw × 15円/kwh × 300日/年 = 900,000円/年
※オゾンシステム:20tシステムに対応したオゾン発生機、酸素濃縮機、ミキシングポンプ、冷却チラー、コンプレッサーの電気容量

温水殺菌とオゾン殺菌のコスト比較

地下水処理

オゾン効果
  • 脱色(フミン質分解)、透明度UP
    ※水質によっては鉄等の酸化反応により逆に色が発生してしまう場合もあります
  • 殺菌(レジオネラ菌、大腸菌、カビウィルス)
  • 脱臭
  • 後段活性炭の延命
地下水処理